阪急茨木市駅徒歩5分の高校生専門学習塾
3日前からドキドキしていたのですが、3/20にお茶の水女子大学の後期日程の合格発表があり、見事に合格したとの報告を受けました!
この生徒は、前期も後期もお茶の水一本!
センターの得点率は85%で、河合塾の合否判定システムでは前期・後期ともにB判定でしたが、前期は数学が思い通りに解けずに不合格・・・後期日程は学科試験なしの面接のみ、ただし合否はセンター試験の成績を重視とのこと。不合格通知をもらった翌日に、面接の練習を一緒にやって、私なりのアドバイスをしました。今回は、そこでのフィードバック内容を記事にしてみます。
面接の一番の目的は、入学する意思が固いのかどうか。お茶の水の場合、東大志望の子でセンターの点数が良かったから、後期の滑り止めのつもりで受験する人もいます。そういう受験生は、とりあえず合格通知をもらってから、進学か浪人かで迷うパターンもあります。
面接官・大学にとって、用意している定員を埋められないというのは一番避けたいこと。ですが、例年そういうケースがあるようです。そのため、「志望動機」「前期はどの大学を受験しましたか?」「合格したら入学しますか?」といった質問が投げかけられます。
本当にお茶の水が第一志望なら、「合格したら入学しますか?」の質問には、あまりグダグタと理屈をこねず、大きな声でハッキリと「絶対に入学します!」と伝えればよいと思います。合格した塾生も、そこはハッキリと言い切ったそうです。
お茶の水くらいの難関大学でも、東大でも京大でも、入学後に遊び呆けてしまい、せっかくの最高峰の学習環境を無駄にする学生は少なくありません。大学の教官にとって、こういう実態も悔しいところ。優秀でも学ぶ意欲がない学生は、ちっとも可愛くないのです。だから、ただ単に難関校だから、偏差値で何となく選んだ進路ではないのか?と確認したくなるもの。
学習意欲については、自分の経験と自分の価値観・将来へのビジョンを素直に話せばよいと思います。少し拙い話でも、大学の先生は温かくその意欲を汲み取ってくれます。ここは、自分らしく話せばいいのです。まだ高校生なんだから、高尚な考えがなくたって大丈夫。等身大の自分の知的好奇心を披露すればいいのです。
どうしてお茶の水で学びたいのか、その理由がはっきり伝わると、(1)入学の意思にも話がつながりますよね。ですので、必ず聞かれる志望動機では、お茶の水の魅力について、自分なりの分析を説明しましょう。オープンキャンパスに参加したとか、模擬授業で感銘を受けたとか、エピソードがあると説得力が増します。興味のある分野の大学の研究室のホームページは必ずチェックし、面白いと思った研究内容について話せるようにしておくとよいでしょう!
いかがでしたか? 2019年に新規開校したSeras学院ですが、東大・京大に匹敵する難関校・お茶の水に合格する生徒が出て、さらに、有名私立大学にも多数合格、合格率も高かったので、今年度は最高の結果だと受け止めています。私自身も一生懸命に指導しましたが、生徒たちの努力の賜物です。
・近畿大学 文芸学部 文化デザイン学科
・龍谷大学 国際学部 国際文化学科
・摂南大学 外国語学部 外国語学科
・追手門学院大学 経営学部 経営学科
・お茶の水女子大学 生活科学部 食物栄養学科
・高知工科大学 環境理工学群