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2022.7.26 進路指導

現役阪大生が解説!神戸大学工学部情報知能工学科のご紹介

Seras学院講師の中出です。

 

皆さんは志望校や志望学部学科を調べる際に大学のカリキュラムや研究内容をどれぐらい重要視していますか?

 

多くの人は、「良く読んでも何が書いてあるのか分からない」とか「結局具体的にはどんなことをするのわからない」となって、曖昧なままほかの要素から決めていると思います。

自分も工学部を選択したのは良いものの、学科の違いが良く分かっていないまま進学し、思っていたものと少し違うと感じたことがあります。

 

今回は、少しでも事前に分かることが増えたらいいなと思い、理工学部や工学部の各大学や各学科ごとの違いをすでに履修している現役の大学生の目線から出来るだけわかりやすいように伝えられたらと思います。

 

今後も定期的に投稿していこうと思うので、ブックマークへの登録をしてくださると便利です。

個人的な解釈も多いので、各大学のHPも必ずご参照ください。

 

今回は神戸大学工学部情報知能工学科です。

神戸大学工学部情報知能工学科の特徴

パスナビによると神戸大学工学部の中で一番人気の最難関学科です。

 

国立の理学部・工学部では一般的な考えにはなりますが、大学院に進学することが前提として考えられており、例年8~9割の卒業生がどこかの大学院に進学しています。

そのため、カリキュラムも学部生の間はどちらかと言えば座学や基礎実験が多いカリキュラムです。

 

大学院に進学する場合、システム情報学研究科やイノベーション工学科が主な進学先になります。

卒業後の主な就職先を見る限りでは、電気電子工学科と大きく差異はなさそうです。

卒業後の就職先から学科を決断した人はもう少し学習内容を知ると大学に在学中も楽しいことは多くなると思います!!

 

教員一人に付き1学年10人の生徒ぐらいに設定されているので、入学時から先生と個別で接する機会は多く設けられています。

 

通常この学科のように情報を主に扱う学科では、

・現実世界での“情報”の取り扱い方

・電子機械上での“データ”の取り扱い方

・それらを相互につなぐ通信技術

の中から各生徒がやりたい範囲を見据えながら選択していき、範囲をしぼりながらカリキュラムが組まれます。

 

しかし、情報知能工学科ではすべての範囲をカリキュラムに組み込むことが出来ます。

つまり、よくわかっていない部分を多く残したまま深く学習したい進路を選択していくことはなく、ある程度の知識を有した状態で選ぶことが出来るのです!!

 

それでは、この特徴ともいえるカリキュラムを具体的に見ていきましょう。

神戸大学工学部情報知能工学科のカリキュラム

語学や一般教養を目的とした全学共通科目と各学部別に用意されている専門的な内容を学ぶ共通専門科目の二種類のカリキュラムがあるのですが、2年生以上の大学生活の大部分を占める共通専門科目を今回は具体的に見ていきます。

 

先ほどこのような学科が扱う3つの領域として

・現実世界の“情報”

・電子機械上の“データ”

・これらの間にある通信

を上げました。

 

これらを万遍なく学んでいくカリキュラムにはなるのですが、入学後真っ先に学ぶことはこれらの技術の全ての基礎となる「数学」「物理」「計算機基礎」になります。

 

大学受験まで「数学」「物理」の理論や原理をなあなあで済ませ、問題が解けるから大丈夫と思っている人はここで一気に脱落していきます。

入学後もついていけるように、”受験勉強のための勉強”を早めに脱却し、”理解するための勉強”を日ごろから意識していきましょう!

 

また、最初に習うこの分野が分かっていないとその後学ぶことになる専門科目への理解度もとても大きく変わってくるので気を抜かないことが大事です!

後回しにしておくと必ず後悔しますよ!!

 

その後、3年前期までは専門科目内の基礎的ときめられている科目はすべて必修になります。

そのためソフト面もハード面も網羅的に学ぶことが出来ます。

 

これだけでは具体的な内容が分からないと思うので、同じような学科ですでに履修を終えた自分の見解をもとに

シラバスやHPに書いていることから推測すると、

 

・コンピュータの生命線ともいえる半導体の仕組みや作り方

・コンピュータの中を電気がどのように動いて作用しているか

・”情報”を”データ”にするためにコンピュータが行っていること

・人間が扱うには膨大な量の”データ”をどのように機械的に処理しているのか

・プログラミングを行うことでコンピュータがどのような動作をしているのか

 

と言ったことを学ぶことが出来ると思われます。

 

3年後期から学びたい学問領域を選択授業の選び方からしぼめていき、4年次になるときに各研究室へと配属されます。

この一年間では納得して研究しきることが難しいと感じる人も多いため、大多数の方が翌年から大学院への入学を決め、4年次の夏ごろに行われる院試へ向けて勉強をしています。

 

どれかに絞りたい領域が既にイメージとしてある場合は、まどろっこしく感じるかもしれないですが、一見直接は使ってないように見えて確実に役に立つ・無駄な部分のない知識になるのでぜひ楽しんでください!

(※注意)研究時に表面上よく使うものの学習は後回しにされたり短期間に詰め込まれたりしているので、楽したい人・余分だと感じる勉強をしたくない人にはしんどいカリキュラムなのかもしれません。

 

神戸大学工学部情報知能工学科の研究室

 

最後に4年次に配属される研究室について紹介したいのですが、調べた限り26研究室もありすべて紹介すると読みづらくなってしまうので抜粋して紹介します!!

 

・アーキテクチャ研究室

生体工学をもとにした研究をしており、具体的な研究内容としては脳への電気信号的なアプローチやデジタルヘルスケアと言った直接的な生体工学から、それらに必要な高性能カメラ・低消費電力センサーやメモリに関する研究をしている。

 

・知的データ処理教育研究室

“データ”から“情報”を検索、発見、生成し、利活用するためにデータ処理の基礎理論・アルゴリズム・処理方式や現実世界の問題への有効活用について研究しており、三次元画像やグラフの分析・パターン化の方法や生物学や農業と言った動植物に対する情報分析・有効活用を研究している。

 

・システム計画研究室

情報工学・システム工学・経営工学の融合と言える学問領域であるシステム計画の内、特にシステム工学に軸足を置きながら研究をしており、“生産システム”・“社会システム”・“医療システム”に分かれて製造や運送・低侵襲治療に関する研究をしている。

 

・メディア情報研究室

音声や画像を機械学習させ、読唇術を学んだAIの研究やVR装着時の実空間と仮想現実空間の認識ズレに関する研究、音声を認知したときに発生する脳磁界に関する研究など視覚・聴覚情報と深層学習を絡めた研究をしている。

 

ざっくりと4つほど紹介しましたが、他にも宇宙から生物、果てはシミュレーション環境などの様々な分野に対する計算機を用いたシミュレーションから実際に使用するシステムの作成・実装といった分野まで幅広い分野の研究室があります。

これらの多種多様な研究室に共通する大事な基礎の部分が分かっている状態からどこか一つを選択することが出来るので、まだぼんやりとしかやりたいこと・学びたいことが浮かんでいない人には特におすすめ出来る学部学科になります。

 

神戸大工学部キャンパスの様子

 

いかがでしたでしょうか?

 

少しでも実際の学習内容に具体的なイメージを持てることが出来ていれば嬉しいです。

 

生徒のみなさんも調べて欲しい大学や学部学科があれば我々講師陣に遠慮なくご相談下さい。

今後も定期的に投稿していこうと思うので、ブックマークへの登録をしてくださると便利です。

 

再びにはなりますが、個人的な解釈も多いので各大学のHPも必ずご参照ください。

 

自信をもって選択できる判断材料の内の一つになればいいなと思います。

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