阪急茨木市駅徒歩5分の高校生専門学習塾
10日間ほどブログ更新を怠ってしまいました。。。その間に、緊急事態宣言も解除され、大阪府の高校も6月から学校再開になりましたね。まだ分散登校ですが、久しぶりに学校生活が始まり、生徒らは喜んでいるようです。学校再開に合わせて、Seras学院は6月からどうなるのか、お伝えします。
感染予防対策として、5月末に大掃除をしました。全ての机を拭き、次亜塩素酸で消毒しています。今後も、生徒が教室を使う度に、机を次亜塩素酸で消毒していきます。5月末頃から、マスクや消毒グッズがドラッグストアの店頭に並ぶようになってきましたね。当塾も、消毒グッズをしっかり確保できましたので、校舎を清潔に保って、換気と消毒を徹底していきます。
感染予防対策の準備も整い、学校が再開して生徒が外出するようになりましたので、Seras学院も塾を開校することにしました。今まで通り日曜日を定休日として、13:00~21:00に自習室を開放します。分散登校から一斉登校に変わったら、開校時間を13:00~22:00に拡大します。
朝9時に集まって、ビデオ会議で全員で一斉に自習を始めるという「オンライン自習室」サービスは5月をもって終了します。もともと生活リズムを整えるために、学校の代わりになる存在として始めたサービスでした。学校が再開されたため、オンライン自習室はその役割を終えたと考えています。以前のブログで紹介した通り、学習効果の高かったサービスでしたが、Seras学院も次のステージに進みたいと思います。
4月から数学の添削指導を開始し、ひみつの質問箱というサービスも開始しました。ひみつの質問箱というのは、オンラインで分からないことをアップして質問してもらうサービスですが、あまり活用されませんでした。「困ったことがあったら相談してね」という姿勢だけでは不十分なのだと反省しました。「自分は何を理解できていないのか」を意識させるのが指導者の役割なのだと気づかされました。そういう反省を踏まえて、次の一手として5月に始めたのは、理解度テストの充実です。それも、通塾派・オンライン派のどちらのタイプでも不都合なく受験できるよう、パワーポイントのスライドショーで「紙芝居形式」の問題を作りました。理解度テストを充実させることで、生徒への学習アドバイスがより具体的になりましたし、アドバイスに対する生徒の納得度も増していったように感じます。
また、5月は個別指導を積極的に行いました。今まで学習プランを売りにしていましたが、それ以外の指導法・アプローチも強化して、より幅広いニーズに応えていきたいからです。「教える」という指導法にはあまり慣れていませんが、準備をすれば、相手が高校1・2年生なら何でも答えられそうな予感がしています。個別指導の段取りも、少しずつ改善中です。
5月から6月へ、休校期間から分散登校・学校再開へ向けて、私はとても不安でした。思い返すと、4月は攻めの姿勢でした。4月7日の緊急事態宣言の発令と同時にオンライン自習室を始めることで、自粛期間中も今まで以上の指導・サービスを提供するぞと意気込んでいました。6月の学校再開に伴い、攻めの姿勢の中核だったオンライン自習室は終了すべしというのが分かっていました。ニーズがなくなるのです。でも、オンライン自習室を終了すると、サービスが1つ減ることになります。塾の付加価値を下げないためには、次の一手が必要だと思っていました。
学校再開、自粛の緩和と言っても、コロナの感染リスクがなくなるわけではありません。その不安もあって、各家庭の事情(祖父母の同居など)によって、どうしても通塾を控えたい生徒が出てきますので、「自習室の開放」は付加価値向上のアプローチの1つではありますが、全員が納得する答えではありません。
通塾派の生徒にも、外出自粛派の生徒にも満足してもらえるアプローチはないだろうかと考えた結果、週に1回の面談に加えて、「ミニ面談」を週1回行うことにしました。外出自粛派の生徒にはオンラインで面談を行います。まだ準備段階ですが、来週あたりから実施出来たらと思っています。