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2020.6.11 学院長日記

学院長、整骨院へ/よいことをするのと成果をあげることのギャップ

先月くらいから腰痛に苦しんでいたのですが、今週月曜の夜に限界を感じて、慌てて双葉町の整骨院に行ってきました。ビックカメラ前でいつも繁盛している、あの整骨院(オレンジ色の看板でガラス張り)です。治療や営業トークを受けていると、塾の経営にも通じるヒントを得ることができました。今日は、そのあたりの話をします。

 

 

社長のアドバイス「よいことをするだけでなく、成果を上げろ!」

6/3に社長と打合せをして、色々とアドバイスをもらっていたのですが、その中に「良いことはしているのに、それが成果につながらない人がいる。キミがそれに該当しないか心配だ。成果をあげて、評価されるべきだ。」というアドバイスがありました。私は「良いことをするのと、成果をあげることの間にあるギャップを埋めるにはどうしたらいいですか?」と尋ねました。社長の答えは「よいことをしているなら、それを商品としてアピールするべきだ」「報告・連絡・相談が1つのアプローチだ」というものでした。なるほどと思い、反省したのですが、これを塾運営に置き換えて考えて、何か改善したいなと思っていました。答えは見つからず、モヤモヤしていました。ブログが1つの解決策だというのは分かっていましたが、指導法に繋がる、もっと根本的なものはないかと考えていました。

 

 

すぐに成果を上げる整骨院

ちょっと営業が強すぎて、胡散臭いのですが、その整骨院の対応はパーフェクトでした。すぐに診察・治療に入らず、まずは冊子を熟読させて、いかにその整骨院がすごくて、スポーツ選手・著名人も評価しているのかをアピールしてきます。待合室には、サイン付の著名人の写真がズラリ。スタッフは皆、大きな声で明るく挨拶をします。ガラス張りで、外からでも伝わってくる熱気に、私のような「通りすがり」客が寄ってくるのでしょう。

 

 

この整骨院がすごいと思ったのは、「すぐに効果を実感させて、固定客にさせる仕組み」です。どれくらい「すぐ」にかと言うと、1日目からです。工夫しているのは、治療の前後に同じこと(屈伸・背伸び・肩回し・首回し)をさせて、「治療した後の方が曲げやすく・回しやすくなりましたよね?」と問いかけられるのです。これは革命的な手法だと思いました。こうやって前後で比べる時間を設けないと、1回の治療効果なんて微々たるものですから、「治療してもらったけど効き目あったんかな?」と疑問を持たれることになります。あえて質問され、考えさせられると「あー、確かに肩が回りやすくなりました」となります。「効果がありそうなので、また来ます」と固定客になっていきます。

 

 

成長を実感できる指導法へ

私は顔や雰囲気に似合わずスパルタ指導をしていますから、生徒たちは間違いなく成長していると思います。でも、私の演出不足で、日々の学習をしている中で「成長の実感」が得られにくくなってはいないかと思ったのです。そもそも勉強というのは、「すぐに成長を実感できるものではない」という点で整骨院の治療に似ています。成長や効果を実感すれば、もっと続けようというモチベーションも上がっていきます。当塾の指導法も、生徒が日々の勉強の成果を実感できる演出をより鮮明に強調していきたいなと考えています。具体的な方法論は、これから試行錯誤ですね。

 

他にも、この整骨院に通っていて学んだこと、塾運営に活かしていきたいことはあるのですが、それはまたの機会に報告します。しばらくあの整骨院に通い続け、接客と営業の極意を学ぼうと思います。治療を受けた後は、生徒の保護者さんからおススメしてもらったデリカショップモリガキの弁当を買って昼ご飯を食べるのが、私のルーティンになりそうです。

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