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ブログ

2020.6.06 進路指導

生徒の興味関心に合わせた進路指導365のトピックを紹介!

進路指導365というサービスを今年度から開始しています。これは、必要に迫られて慌てて進路を決めるのではなく、日頃から色んなことに興味を持って、色んな刺激を受けて自分の人生について考えることを生徒に促したいとの想いからです。「365」が付いているのも、日常的に身の回りの「進路選択のヒント」にアンテナを張って欲しいというメッセージがあります。まだまだ理想の指導には届いていませんが、試行錯誤して頑張っています。今回は、とある高校2年の女子生徒への進路指導のネタを紹介します。

大阪府のコロナ対策の指揮官・藤井睦子さんに学ぶ;公務員のキャリアパス

攻めのコロナ対策で注目されている大阪府の吉村知事が、「私が頑張っているのではありません。女性の指揮官を中心に府の職員が頑張ってくれている」と言っていましたが、その女性の事務方トップが藤井睦子さんです。大阪府の採用ホームページに、府職員のキャリアパス紹介ページがあり、そこに彼女の職歴も掲載されていました。今は健康医療部の部長ですが、総務・広報・財政再建・教育と様々な分野の仕事を経験しています。高校生の皆さんに伝えたいのは、公務員はこうしたジョブローテーションがあり、「ずーっと同じ仕事をして詰まらない」イメージとは正反対だということです。新しい分野に飛び込む度に、新たに勉強し直して、その分野に詳しい人のアドバイスを上手に受けながら成長していける仕事だということです。

大阪府のキャリアパス紹介ページへ

iPS細胞の山中教授に学ぶ:万事塞翁が馬


藤井睦子さんの職歴を読んで、「成長は子供がするものと思っていた。大人でも成長するのかと驚いた」という感想があったので、それに関連して、iPS細胞の山中教授のスピーチを紹介しました。有名な話ですが、山中教授はまず整形外科医になったのですが、医者としては全く評価されることなく、逃げるようにして研究職に移っています。そういった自分の人生の恥ずかしい部分も隠すことなく、謙虚に自分の経験を語り、iPS細胞に出会うまでの紆余曲折を語ってくれています。16分と短いスピーチで「万事塞翁が馬」がメインメッセージのため、研究者としての哲学までは語ってくれていません。研究者を目指す若者向けには80分のスピーチを用意しています(笑)

世界的物理学者・米沢富美子さんに学ぶ:結婚も仕事も精一杯やる人生

「女性で活躍している人」に強い関心があるのかなと思ったので、著名な物理学者である米沢富美子さんを紹介しました。私は、彼女の著書「二人で紡いだ物語」を読んでいました。この本との出会いは、京大生協の本屋さん。京大にゆかりのある著書セレクションとして書店に平積みされていました。彼女は京大理学部出身で、私の先輩です。そして、吹田市出身で、茨木高校を卒業しています。女性の社会進出が難しかった時代に、3人の子供を育てながら、研究者としても日本物理学会の会長をするまでに著名な研究者になっています。大好きな夫がイギリスに海外赴任すると、夫を追いかけてイギリスに留学する可愛らしさも。赤ん坊を背負いながら研究していたとの逸話もあり、「子連れ狼」と呼ばれていたそうです。

生徒の感想も聞いて、とても興味深い内容だったのですが、このブログで彼女の感想を書いてしまうと怒られそうなので、トピックの紹介だけに留めます。このように、Seras学院では型にはまることなく、生徒一人一人の興味関心に合わせた進路選択・テーマを提供し、一緒に考えていきます。まずは「刺激」を生徒に与えることが目標です!

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