阪急茨木市駅徒歩5分の高校生専門学習塾
Seras学院の指導の基本は、「〇〇の参考書を〇~〇問(ページ)やりましょう」といった具体的な学習範囲の提案です。この指導法が、受験直前期には合わなくなることが多いです。受験直前期は、参考書による基礎定着が完了しており、過去問演習が中心となるからです。過去問演習で大切なのは、弱点分析です。弱点分析をしっかりやって、発見した弱点を克服するために今までやってきた基礎系の参考書/問題集に戻る。その繰り返しで合格を勝ち取っていきます。
そのため、受験直前期(11~3月)の受験生に対しては、今までの学習進捗管理型指導から弱点分析型指導へシフトしていきます。シフトするタイミングは、各受験生の基礎定着の進み具合に合わせて、相談の上で決定します。弱点分析型指導の受講方法を具体的に以下で説明します。
過去問演習や基礎復習をしながら、弱点分析を行いましょう。また、「できないこと」ばかりに目を向けるのではなく、「できるようになったこと(自身の成長)」にも目を向けて、前向きな気持ちで受験に臨んでもらいます。
過去問演習をしながら、得点率(点数)を記録します。前回の面談で報告した得点率がデータ入力された状態で返却されるため、前週の自分の結果と今週の結果を比較できます。
人は意外と同じミスを繰り返します。自分がやってしまいがちなケアレスミスを言葉にして明確に意識して、その防止方法も考えましょう。入試は合否ラインの前後に大勢の受験生が分布します。つまり、1問のミスを防ぐことがとても重要なのです。
私立大学の場合は直前に受験日程が追加・変更になることがあります。タイムリーに受験日程を把握するために、定期的に情報共有をしてもらいます。生徒の皆さんには手書きで情報を書き加えてもらい、その内容を受け取ったら、塾側でデータ入力し、印刷して返却します。
面談を行う日には、通塾時に自学自習で記録してきたプランニングシートを提出いただきます。
事前に決めていた、特定の大学・科目・年度の過去問を使って、面談の中で生徒と講師が一緒に弱点分析を行います。解けない理由が自分では明確に自覚できない場合でも、講師の目を入れれば明らかになることがあります。例えば、単語・熟語の知識が足りなかったと本人は反省していても、実は英文解釈や語義推測・文脈把握の力の不足が原因だと判明することがあります。
弱点分析をしながら、解き方の指導もします。時間配分の相談、知らない知識に対する対処方法など、自分の力を最大限に発揮する方法を講師がレクチャーします。
勉強法や受験への臨み方、1日の過ごし方、出願先などの相談をします。
面談日程をいつも通りに決定し、次の一週間の目標を大まかに決めます。今までは「〇~〇ページ」と具体的に範囲を指示していましたが、受験直前期は自分の判断で柔軟に色んな範囲の復習に取り組んでみてください。面談の中で具体的にやるべきことを決めることもできます。塾の対応として、テスト作成や添削、個別特訓の内容もこのタイミングで決めていきます。
その答えは、参考書学習の強みを存分に生かす戦略にあります。参考書は同じページを開けば同じ解説を何度も見れるから、反復学習、復習に最適な教材です。予備校のトップ講師が命をかけて執筆した「分かりやすい解説」を何度も読んで、何度も基礎を定着させます。そして、弱点分析こそ、受験直前期にやるべきことです。自分と向き合い、自分のダメな所を毎週たくさんリストアップしていき、そのダメな所はその週のうちに解決する。それを繰り返すうちに、とてつもないスピードで成長していきます。これが、Seras学院で逆転合格を勝ち取る秘訣です。皆さん、今までやってきた参考書を完ぺきにして、逆転合格を勝ち取りましょう!