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2019.5.25 未分類

脳性まひの「生きる教科書」畠山亮夏さん /違いの先に見える共通点

https://www.asahi.com/articles/ASL4X2RP6L4XPTIL003.html

テレビで脳性まひの畠山さんが、生きる教科書として施設で働くスタッフ・学生の講師となっている話を見ました。彼がやろうとしていることは、福祉を学ぼうとする方にとって、非常に大切なことだと思います。「障害」というものについて、多くの人が誤解しており、これは知識として講義で伝えることはできないものです。

僕は脳性まひの方とは交流した経験がありませんが、親のボランティア活動の中で知的障害者と交流することが多くありました。最初は、自分とは全然違うなぁとか、何を考えているのか、何を話しているのかも分からないのです。でも、ずっと一緒にいて、一緒に遊び、一緒に散歩して、彼ら・彼女らの声に耳を傾けているうちに、意外なことに気づくことがあるんです。その瞬間、僕はハッとしました。

僕が手をつないで散歩していた彼女は、「ウーウー」と唸っているのではなく、PUFFYの歌を歌っていたんです。あ、この曲、僕も好きなんだよな!って思ったら、障害を持っていてもいなくても、「人って同じなんだな」ということに気づくのです。

たぶん、畠山さんと交流する方々も、同じことに気づくと思うのです。差別とか、偏見というのは、教科書をいくら読ませても、理屈をこねても、解消するものではないと思います。やっぱり、ずーっと長い時間、一緒に過ごしてみて、自分の心を開いてみないと、本当のことは分かりません。

一応、学習塾のブログなので、受験に関係する話もします。皆さん、京大に障害を持った学生が意外にたくさん在籍していることをご存知でしょうか? 車イスに乗った人は私が知り得る限りで京大理学部に2名はいましたし、自分の手でノートを取ることができない学生のために、ノートを代筆するサークルも存在します。学問というのは、障害の有無に関わらず、誰もが楽しむ権利があり、その環境は平等に与えられるべきものです。他の大学の事情は知りませんが、京大はそのあたりのバリアフリーはかなり徹底していると思いました。

こういう発想の大切さは、歴史上に障害を持ちながらも学問の発展に寄与してきた研究者の存在があると思います。最も有名なのは、物理学者のスティーブン・ホーキングですね。彼は、ALSを発症しており、車イスに座っている姿は皆さん記憶にあるのではないでしょうか。

障害というのは、本人に問題があるのではなく、社会に問題があると誰かが言っていました。例えば、近視の人は多いですが、眼鏡という技術があることで、それはもはや「障害」とは誰も思っていません。眼鏡がなければ、未だに「視覚障害者」と捉えられていたと思います。

なんか、受験と関係ないこと書き過ぎじゃないか?と思われたかもしれませんが、こういうことについて考えることが最近の大学入試改革でやりたいことの本質だと思うんです。「人間とは何か?」「AIと人間はどう違うのか?」こんな質問を投げかけてくる傾向にあるようですが、日常生活の中に、普段自分が目にする光景の中に、こういった質問に答えるネタは溢れています。そして、大学で学んで欲しいと大学教員が思っていることは、社会に出た時に「逆境に耐えて生きる指針」になる哲学です。小学生・中学生は足し算や漢字、数学の初歩レベルなどを学ぶ場ですが、高校・大学に行く学生は脳の高次機能を高めるのが目標です。人と関わりながら、学問に触れ、過去の偉人たちがどんなことを考え、社会を変えようとしてきたのか、社会を変える上で必要な仮説検証型の思考を卒業研究で実感して、社会に出ていくのです。

大学入試でこれから問われるであろう哲学チックな質問のほとんどは、「私とは異なるもの・人」への関心を持つことで回答できるようになると思っています。まずは、身の回りの人に関心を持ち、相手の気持ちを考え、自分との違いを受け入れてみること、そこから始めてみれば「考える力」は簡単に身に付くものだと思います。

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