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2021.5.18 進路指導

国際科学オリンピックのすすめ【理系の高校生へ】

はじめまして。Seras学院で4月から講師として働き始めました仲間です。

 

数学オリンピックに代表される科学オリンピックについて紹介します。問題が難しそうだ、敷居が高いと思われるかもしれませんが、大学受験へのメリットもあり貴重な経験もできるので、ぜひチャレンジして欲しいです。

科学オリンピックとは?

世界の中学生・高校生を対象に行われる科学技術に関する大会です。数学、化学、生物、物理、地学、情報、地理の7つの大会があります。年齢制限はありますが、スポーツのオリンピックのように世界中の人と知識や技術で競い、メダル獲得を目指すことができます。

参加するには?

まず予選となる国内大会に出場し、代表候補に選ばれる必要があります。代表合宿で大学の先生による指導などを経て最終選考を行い、国際大会への日本代表が決定します。大会によっては選考対象となる学年の制限があります。

国内大会について

それぞれの科目に対応した国内大会が毎年開かれており、高校三年生まで参加資格があります。一次選考で成績上位になると二次選考へ進むことができます。一次選考は筆記試験、オンライン試験、課題レポートや作品の審査などの形式があります。二次選考はこれらに加え実験試験が行われる大会が多いです。また、二次選考は数日間にわたり合宿スタイルで行われ、特別講義や施設見学などもあります。

参加するメリット

普段の学校の勉強を深め、発展した内容を学んで同世代の仲間たちと競い合える良い機会となります。さらに、国内大会や国際大会での成績上位者になることは大学受験のメリットにもなります。

 

多くの大学では、推薦入試やAO入試で加点材料となります。それだけではなく、「科学オリンピック入試」などの名称で、科学オリンピック成績上位者を対象とした入試を行っている大学もあります。私立大学だけではなく、大阪大学など国立大学もこのような入試を行っています。特に国立大学は入試日程が私立大学に比べて少ないため、このようなチャンスが増えることは大きなメリットになります。

 

また、試験問題は発展的な内容が多いため、特に難関大学で求められる考察力が身に付きます。二次選考や国際大会出場を目標にすることで、さらに勉強のモチベーションもアップします。

国内大会の様子

私が参加した化学グランプリを例に、国内大会の様子を紹介したいと思います。各科目の国内大会はそれぞれ名称が異なっており、化学は「化学グランプリ」という名称で開催されています。

 

一次選考は各都道府県で行われる筆記試験で、例年マークシート方式です。(昨年度、今年度大会は新型コロナウイルスの影響でオンライン試験になっています。)高校で学習する知識がもとになっていますが、内容は発展的で考察力が求められます。私が参加したときは、大学受験で問われるような問題もあり、全く歯が立たないというわけではないと感じました。また、一見全く知らないような実験や物質が出たとしても、持っている知識を応用することで解けるような問題になっていると思います。知識を頭に入れることも大事ですが、化学の考え方を身につけて色々なことに興味を持つことがより重要です。一次選考の成績上位80名程度が二次選考に進むことができます。

 

私が参加した年は、二次選考が東北大学で行われました。初日に試験がありましたが、実験とそれに対するレポートの課題が出されました。大学の施設を借りて実験ができる貴重な機会でした。一人ひとりに実験スペースと器具が与えられ、課題に答えるために手順を考えて実験を行います。高校の授業では使うことのない器具や装置を使うことになります。大まかな手順は示されていますが、具体的にどれくらいの量を用いて測定したらよいのかなど、問いに答えるための方法は自分で考えます。制限時間は4時間で、この間に実験とレポート作成を行います。

 

初めて見る器具や装置、長い課題文などにとても戸惑いましたが、実際に実験を始めてみるとだんだん何をすれば良いのかが分かってきて、とても楽しい経験になりました。4時間の制限時間は長いと感じる方も多いと思いますが、やってみるとあっという間でむしろ時間が足りないほどでした。終了時刻ギリギリに答えが思い浮かんで、急いで解答を埋めたのをよく覚えています。

 

試験が終わると宿に移動し、懇親会に参加しました。全国から集まる高校生と交流できる良い機会でした。参加者のレベルがとても高く勉強へのモチベーションも上がりました。特に、化学グランプリだけではなく物理や生物などの大会にも参加している人が多く、こんなにすごい人がたくさんいるのかと驚きました。夜は合宿らしく、部屋で遅くまでおしゃべりをしたりトランプで遊んだりと楽しい時間を過ごしました。

 

次の日は再び東北大学で特別講義や施設見学がありました。大学の先生方から前日の試験に対する講評を受けることもできました。大学の実験施設や博物館などの見学では、先生や院生の方が丁寧に説明してくださったり、実際に装置に触らせてもらったりと貴重な体験ができました。

 

化学グランプリに参加したことで化学の知識や考え方が身につき、大学受験でも得意科目として武器にすることができました。また化学が好きな同世代の知り合いが増えたり、大学の様子を知る機会になり、受験後も役に立ちました。
化学に限らず好きな科目がある方、得意にしたい科目がある方はぜひチャレンジしてみてください。

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