阪急茨木市駅徒歩5分の高校生専門学習塾
私は高校2年生の秋にセラス学院に通い始めました。
当時の私は、高校での学習は膨大な量、範囲であるため、中学の頃と同じような勉強の仕方では太刀打ちできず、どのように勉強すれば良いのか分からず途方に暮れていました。
また苦手な数学は高2の時点で完全に授業についていけなくなっていました。そのため集団授業を行う塾は合わないと思い、個別指導の塾を探していたときに知人の紹介を受けて入塾しました。
自分のペースで勉強できるセラス学院は、私にとても合っていました。高校生活も半分は終わった時期、もう一度基礎固めからのスタートでしたが、様々な聞き取りをしながら参考書を選んでいただいたおかげで、自分に合った形での学び直しができました。
また、高2の秋に入塾したものの、先にまだ大きな学校行事が控えていたため、なかなか計画通りには進みませんでした。しかし、課題の量を調節していただけたことで、自分にできるくらいに設定していただいた範囲までは頑張ろう、と思えました。
自分の理解度、進捗に合わせて都度細かく計画を修正していただけるような塾はなかなかありません。ここにしてよかったな、と思いました。
自習室の設備が整っていることも私にとってよかった点です。
私は家ではあまり集中して勉強できなかったので、学校帰りに立ち寄って、数時間課題をこなしてから帰宅することが多かったです。3年生の9月頃からは時間の許す限り自習室にこもっていました。静かで机も広く使える自習室は快適で、集中して勉強することができました。
現在在籍している生徒さんにも、自習室は積極的に活用していただきたいと思います。
また、分からないことがあればすぐに質問に行ける環境はとても貴重でした。どんなに小さな質問でも丁寧に対応していただいたおかげで、少しずつ理解できることが増えていきました。特に苦手な数学は複数の先生に見ていただいて、基礎からゆっくり、途中で分からなくなれば何度も根気強く教えてくださったことで、共テ本番の数IIBでは何度か過去問を解いたときの点数を10~20点上回るような点数を取ることができました。本当に感謝しています。
共テ、私立受験、国公立二次の全てを通して、英語は重点的に見ていただいた科目です。覚えるのに苦戦した単語も覚えやすいような方法を一緒に考えてくださったり、文法も基礎からわかりやすいように工夫して教えていただきました。私立や国公立の二次試験の際はそれぞれの学校の傾向に合わせた対策を取ってくださり、本当にありがたかったです。
二次試験対策では、ずっと得意だと思っていた国語に苦戦しました。随筆形式の本文の記述問題になかなか対応できず、答案も時間内だと半分も埋まっていないことが多い状態でした。しかし、振り返ってみると感覚的に該当箇所を見つけて文章を組み立てていた節があったので、論理的に解答を作成することを目標に、何度も答案を添削、解説してくださいました。自分1人では限界を感じていて、少し心が折れかけていたので、提出するたびに改善点を見つけて少しずつ良くしていこうとしてくださったことに本当に感謝しています。
私は落ち込みやすく、つい悪いところに目が行ってしまうのですが、自信を失いかけたときも先生方が励ましてくださり、メンタル面でもたくさん受験をサポートしてくださりました。二次試験の対策をしていたとき、つい完璧な答案を書くことを目指そうとしてしまう私に、「5割の力を出すつもりでいい、狙って5割は出せない、5割の力で書けば自然に7割くらいの答案になる」と言っていただけたことが印象に残っています。そのおかげで、少し楽な気持ちで答案を書くことができるようになり、当日もあまり気負わずに、完璧な答案を書くことよりも、5割の力でいいから何か書くこと、空欄を作らないことに意識を向けることができました。
生徒の性格を理解し一人ひとりに親身になって向き合う姿勢は、集団授業を行う塾ではできない、セラス学院ならではの強みだと思います。
ここからは、私が大学受験をするにあたってもっとこうすれば良かったかな、ということを、今後の受験生の参考になればと思い書き留めておきます。
まずは、勉強で分からなくなったことがあればすぐに質問に行ってください。当たり前のことではありますが、私は高校1年の時点でこれを怠った結果、学校での授業についていけなくなりました。セラス学院の先生方は自習室のすぐ隣にいらっしゃいます。学校でわざわざ職員室を訪ねるより質問しやすいと私は感じていました。先にも書いたように、セラス学院の先生方はどんなに小さく基本的な質問でも丁寧に対応してくださります。取り返すのが大変になる前に、先生方を頼ってください。
また、大学のリサーチは早めにしておくことをおすすめします。
私が大阪公立大学に強く行きたいと思ったのは3年生の夏でした。それまでは漠然と「こんな勉強がしたい」という考えはあったものの、具体的な大学ははっきりとは決めておらず、オープンキャンパスも2年生の夏休みにいくつか私立大学に行き、「このコースが良さげかな」とふんわり思うくらいでした。3年生の夏休みに大阪公立大学の説明会に行ったときにその学校の詳しいコースの説明や大学の設備について聞き、「この大学に行きたい!」と思うようになりましたが、その時点で成績はギリギリでした。後から行きたい大学が決まっても、そこに学力が足りていない場合、短期間で他の受験生のレベルに追いつこうとするのはとても大変です。
また、目標を早いうちに設定しておくことは勉強に対するモチベーションを上げることにもつながります。私は1年生のときは何となく進学はしたいと思っていたものの、具体的な目標や将来設計はあまりなく、これも一度学習でつまづいたときに私が頑張れなかった要因の1つだと感じています。
受験勉強に本格的に取り組み始めてから、同時並行で大学について詳しく調べるのはかなり大変です。それぞれの大学で勉強できること、どのようなコースがあるのか、などは面倒くさがらず早いうちに十分に調べておくべきです。
セラス学院では進路に関する相談にも丁寧に対応してくださります。大学の決定は高校を決めるよりもはるかに選択肢が多く、どうしたらいいか全く分からなかった私に、セラス学院の先生方は様々な観点での決め方を提案してくださり、調べものにもたくさん協力してくださりました。少しでも不安なことがあれば、迷わずすぐに先生方に相談してください。
第一志望の大阪公立大学に合格、という満足のいく結果は出たものの、受験が終わった今改めて振り返ってみると、私の大学受験には反省点が多くありました。それも含めて、私の合格体験記が、少しでも、これから受験を迎える皆さんのより良い大学受験のための助けになればと思います。