阪急茨木市駅徒歩5分の高校生専門学習塾
3月も中旬となり、暖かい日も増えてきました。
春休みに入った生徒や受験に一区切りがついた高3生を見ていると年度末を実感します。
この時期になると新高3生のモチベーションが日に日に変化していくのを感じます。
さて、今回はそんな受験生に向けた内容となります。
春休みで総復習や現在の立ち位置の確認として、志望校の過去問を取り組む方は特に参考にしてください。
過去問に取り組むメリットとして
といったことが挙げられますが、この時期に行う方は特に
このことを意識してもらいたいです。
今回は京都工芸繊維大学の令和2年度~令和4年度前期日程の数学を分析し、今後意識して欲しいポイントを整理してみました。
新高3生に適用されている文部科学省の学習指導要領を参照に数学を分類しました。
どの単元の考え方や公式・用語が使用されているか否か、
小問では区別せず、大問全体として判断し、使用された単元に〇をつけています。
数Ⅲの微分積分が大体大問1問ずつ出題されているので、全体の半分を占め、数Ⅱ範囲も含めると多い時には大問3つ分出題されています。
日頃からこの二点を特に意識しておくことで、これらの大問が大きく転ぶことはないでしょう。
他の単元として図形問題も毎年のように出題されています。
を日頃から続けていると、大きな財産になります。
数学でリードを得ておきたい方は、これらの単元を押さえた後は過去3年分で出たことのある
を押さえておくことをおすすめします。
単元的にはこのようにみることもできますが、数学は積み重ねの上に成り立つ学問です。
1A2Bが不完全なのに数3ばかりをしていても思うように点は伸びません。
中学数学で学んでおり、高校では全く触れていないような“常識”と化してしまったものは、当たり前に使いこなせることは必須となります。
これまで習った公式が自分で導入できるか、用語の説明がきちんとできるか。
数学に限らず自分を客観視してみましょう。
もう1年しかないとも言われますが、まだ1年もあります。
目標の入試問題にばかり注目せず、知識の抜け漏れがないように復習もきっちり行い、仕上げていきましょう‼