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2022.3.22 講師日記

<現役阪大生が思う>行きたい大学、学部を探すときのヒント

Seras学院の講師の、中出です。こんにちは。

 

受験を行う高校生全員が必ず決めることがあります。

そう、志望校です。

具体的にはどこの大学の何学部を、どのスタイルで受験するのかということです。

志望校が決まっておらず焦っている方もおられると思いますが、何も今ある選択肢から焦って決める必要はありません!まだ見つけられていないだけです!!

今回は様々なアプローチから志望校の探し方・調べ方をお伝えしたいと思います。

 

その1:将来の夢(憧れの人)から探す

新入生に気を引き締めることとして、4月によく言われることに「入学したら終わりじゃない」との言葉があります。まさにその通りです。大学はゴールではないのです。その先の社会人としての生活への大きな準備期間になるのです。言い換えるなら成りたい社会人に近づくための一番大きな一歩になるのです。

 

なりたい将来像が決まっている人は実際にそのような「目標ともいえる人物」「憧れの人」を探すことからお勧めします。

 

この職業の人、この職種の人といった当てはまる方が多くいる条件から探していくと良いでしょう。

 

見つかったとしても、彼らの大学や学部をそのまままねるということではありません。そのような人物をたくさん調べていると、知識や資格等共通するキーワードが何かしら見つかります。その後そのキーワードを身に付けられる大学を探すという方法です。

 

職業の決まっている人は図書館にあるペリカン社刊行の“なるにはBOOKS”シリーズから探すとより効率的に探せると思います。

 

 

その2:今楽しいこと、続けたいことから探す

その1のように先のことはよくわかんないという方はこちらの方法もおすすめです。

 

こちらは将来ではなく今の自分の感情に素直になる方法です。

 

大学に進学し、その後社会人になっても続けていきたいと思えること。自分は楽しいと思って続けられること。これらを大事にしながら探していきます。ピンポイントでこれらが学べる大学や学部が見つかればいいのですが、大体が完璧に一致することはないでしょう。そういった時は、これらの知識やスキルを使うことが出来るもの、これらが成立するために必要なものを学べる場所といった、一見それたように見える大学や学部を調べてみると興味が惹かれるものや将来なりたい像も一緒に探せるでしょう。

 

楽しいことや続けたいことが企業から提供されているコンテンツであれば、その企業の社員インタビューのページや採用フォームから探してもいいでしょう。

 

 

その3:教授から探す!

その1やその2を行い、既にある程度見つけはしたけど、イマイチしっくりこない、他の選択肢も知りたい!という方にお勧めする方法がこちらになります。

 

教授から探す!です。

 

基本的に教授の方々が研究されていることは大学が変わっても大きく変わることは少ないです。つまり、すでに興味のある研究や教授が見つかっている方はその教授の経歴から前居た大学や発表されている論文の共同執筆者や協力機関を調べることで似たような研究を行っている別の教育機関が見つかります。芋づる式に似たような大学や学部が見つかるので選択肢を増やすうえではお勧めですが、あくまで似たような研究なので何回も続けていると全く違う分野になることもあるのでしっかり見極めてください。各大学のHPから各教授の研究室のHPに進めるので、そこでの実績や紹介ページから探すと良いでしょう。

 

 

最後に

 

今回は3つの探し方を紹介しましたが、早いうちから志望校を選ぶことは目標を作ることにも大きなつながりになります。将来を大きく左右するこれまでの人生で一番大きな決断につながるので安易に決める必要はないです。ひとつずつ自分の感情や将来を整理していくことで必ず見つかります。それでも情報がまだ足りないと思うのであれば、いつでも相談にいらしてください。私たちは一人一人にしっかり向き合いながらも自分自身でしっかり決められるように精いっぱいのサポートを実施します。

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