阪急茨木市駅徒歩5分の高校生専門学習塾
Seras学院の綿引です。塾の先生は、夜に働く仕事なので、どうしても朝の活動は遅くなりがちです。最近は、「しっかり睡眠時間を取っているのに疲れが取れない」「日中に眠気に襲われる」「夜になっても寝付けない」と悩んでいました。何がいけないのだろうか・・・と試行錯誤した結果、一番効果的な対策を見つけました。「朝の散歩」です。今回は、ゴールデンウィークに生活リズムが崩れる生徒さんもいると思いますので、「朝の散歩」の効用とおススメの実践方法を紹介します。
人間は、朝の起床時に光を浴びないと体内時計が後ろにずれていき、毎日10分ずつ寝つきの時間が遅れていきます。時差ぼけのような状態ですね。太陽の光を浴びることで体内時計のズレをリセットしています。体内時計の調整にも関わることですが、朝に太陽の光を15分~30分浴びることで、「セロトニン」というホルモンが分泌されます。セロトニンは、心を前向きにするだけでなく、日中の活動の集中力も高めてくれます。そして、このセロトニンは夕方になるとメラトニンという睡眠ホルモンに代謝(変化)されて、夜にぐっすり眠れるようになるのです。
朝の散歩のポイントは、日光を浴びることとリズム運動を行うことです。この2点を満たすことで、セロトニンが活性化します。セロトニンさえ分泌すれば、あとは、もう皆さんの学習意欲でガリガリと勉強を進めるのみです!ゴールデンウィークは、部活も時短だったり、緊急事態宣言でどこにも出かけられないので、もう勉強するしかないですよね!
ゴールデンウィーク、春休み、夏休み、冬休みになると、生活リズムが崩れたりしていませんか? 朝の活動が遅れて、そのままズルズルと昼もダラダラして、夕方になって焦り出して、夜に夜更かしして勉強して、次の朝も起床が遅れる・・・まさに悪循環。そうなっていませんか?その悪循環、つらくないですか?よく遊び、よく学び、よく休みですよ!まずは朝はいつも学校に行く時間に起きて、太陽の光を浴びるために散歩です!
時間の目安は、遅くとも朝8時には散歩を開始することです。出来れば早い方が良いです。休日は、7時くらいが理想ですかね。そして、散歩は15分~30分が目安です。長すぎるとかえってセロトニンが減ってしまうそうなので、適度な負荷でいきましょう。散歩をした後に、朝食を食べると良いようです。「咀嚼」も体内時計のリセットに役立つようですので、朝の散歩と朝食をセットで実践してくださいね。
私は、茨木市の桜通り沿いに住んでいるので、桜通りを歩いてみました。木の名前を覚えたり、咲いている花を見つけたりしながら、楽しんで歩いています。