阪急茨木市駅徒歩5分の高校生専門学習塾
5/15(金)はオンライン懇談会の6回目(オンライン自習室は33日目)でした。テーマは「友達と繋がろう!仲間意識の大切さ」で、成瀬先生が登壇しました。前半は、前回のブログで紹介した通り、学院長が「人と繋がる通信技術の歴史」について紹介しました。
人間は、社会的な動物なので、人との繋がりを大切にして、それにより安心しようとします。人との繋がりは、同性との間では友情になり、異性との間では恋愛になります。これに夢が付け加えられると、高校生の「青春」が出来上がります。
私には中学時代に親友がいませんでした。人を信じることができなかったのです。私は姉を信用していましたが、友達までは信用できなかったのです。皆さんは高校生ですが、高校生でも親友がいない人が多いのではないでしょうか。そこまで深く密接なかかわりを持つ機会がないからでしょう。
そんな私に親友ができたのは、高校生の頃でした。私は部活でバスケットボールをしていましたが、下手だったのでずっと補欠でした。ある日、西田と言う転校生がやってきて、バスケ部のスター選手になっていきました。後から入ってきたにも関わらず、彼は常にレギュラーでした。私もたまに試合に出ることがあったのですが、彼は必ずタイミングの良い所で私にパスをくれました。「お、なんかコイツいい奴だな」と思ったものです。
高校3年の春に、西田が部活を辞めたいと言い始めました。それに合わせて、私も部活を辞めました。辞めた後は一緒に朝にスポーツで汗を流すようになり、だんだんと西田のことが好きになっていきました。こいつのためなら、足が折れてもいいと思うくらいでした。
忘れもしない、11月13日の金曜日、体育でサッカーをしている時に、雪でぬかるんだ中、スライディングをされ、脛骨複雑骨折をしました。入院中、西田は毎日のように朝食を用意して、看病してくれました。
西田と親友になって以来、私は人に惚れやすくなりました。人を好きになるようになって、その性格のおかげで、こうして岐阜でNo.1の塾の経営者になることができました。西田は姉と結婚し、一緒に私と志門塾を開くことになります。
生徒:どこまで信じられたら親友なのですか?
自分の基準で考えたらよいのです。一つヒントにするなら、どの程度、相手のために自分を犠牲にしてやれるかです。私の話ばかりでなく、皆さんの話も聞きましょう。皆さんは、友達を作るために、どのようなことを考えていますか?
生徒:初対面の人に積極的に話しかけるようにしています。
すばらしいですね。私もそういうことができていたら、違う人生になっていたかもしれません。他の方はどうですか?
生徒:相手の好きなものを聞いて、それについて話します。
友人を大切にしている姿勢が素晴らしい。受験勉強の弊害にかからず、幸せの延長線上に成功があると信じ、仲間を大切にしてくださいね。
いかがでしたか?成瀬名誉学院長の話に、生徒の皆さんは真剣に耳を傾け、積極的に質問もしてくれ、とても有意義な懇談会になりました。オンライン懇談会は、休校期間中は毎週金曜日の11:00~11:30に行います。