Seras学院と他塾の違い①

Seras学院は「参考書を用いた自立学習の塾」をコンセプトに受験対策を行っています。「参考書を用いた自立学習の塾」という名の通り、対面授業や映像授業は行いません。当塾のコンセプトを聞いて、「参考書だけで大丈夫なの…？」や「授業がないとうちの子は勉強しない…」という疑問や心配を持った方も多いと思います。かくいう私も実はこのSeras学院の卒塾生で、入塾検討していた時期には私もそのような思いを持っていました(笑)。しかし、Seras学院の「生徒一人一人に合った学習プラン」に沿って自学自習の勉強をすることで、第一志望の大学に合格することができました。そんな私が、当塾と他塾の学習指導形式を今後数回に分けて比較していこうと思います。

対面授業との比較

対面授業と言えば何を思い浮かべますか？

一般的に、学校の授業のような様子や、1〜3人ぐらいの生徒が1人の先生と授業を行う、個別指導塾のような様子を思い浮かべると思います。この形態の学習指導の場合のメリットは、「勉強が嫌でも塾に強制的に行かせて、勉強させることができる。」という所です。これは勉強嫌いなお子様を持つ方にはとても良いメリットに感じるかもしれません。そしてデメリットは、「嫌々塾に行って、全く集中できていない状態で受けた授業に意味があるのか。」や「授業中に寝てしまって、結局ほとんど勉強することなく帰宅してしまう。」という所です。これらのデメリットを聞いて、「中学の時は集団授業の塾に通って、第一志望の高校に合格しているからそんなことはない。」という思いを持つ保護者の方もおられるでしょう。しかし、よく思い出してみてください。高校受験の時のご自身のお子様は授業だけしか勉強していませんでしたか？自習室などで長い時間勉強していませんでした？こう考えると、合格への貢献の比率は、塾の授業よりも自習の方が高いことが分かります。

また、対面授業だと、授業内容で分からない部分が出てきてしまうと、すぐに解決することができません。授業後に先生に聞くというのも良いですが、コマ制の塾ですと、次の授業があって質問対応ができなかったり、自分のレベルを理解していないために的確な対応がされなかったりと、円滑に解決に達することが難しいのです。

そこで、Seras学院は授業による学習指導は行わず、週一回の面談で生徒と相談しながら、生徒一人一人に合った学習プランを作成します。生徒自身も学習プラン作成に携わっているため、ただ授業を受ける場合や、言われた勉強を淡々とする場合と比べて、勉強へのモチベーションが格段に違ってきます。そのモチベーションが第一志望校への道を切り開く原動力なのです。