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2022.7.19 進路指導

第一志望校合格へ!学部の決め方・選び方 (工学部・理学部編)

Seras学院講師の中出です。
一学期の期末試験も終わり、夏休みが近づくにつれ進路を考える機会が出てきた高校1年生も増えてきたと思います。
学部学科紹介などを調べていく中でその種類の多さに戸惑う人も多いでしょう。

 

今回はその紹介で大きく区分される学部について紹介していきます。
各大学において様々な分類がされており、多少ここでの紹介と違う部分も出てきてしまうので必ず気になった大学・学部のHPもご覧ください。

 

学部って?

 

高校生までの生活だとあんまり聞き馴染みのない“学部”ですが、ウィキペディアによると学部とは次のように書かれています。
「専攻する学問分野によって大別される、専攻領域に従った大学(短期大学を除く)および一部の専門学校における教育・研究上の組織区分であり構成単位。また、修士等の大学院レベルの課程に対して、学士レベルの課程を指すこともある。」

 

つまり、今までの英国数理社のような科目区分を違う分類方法によって仕分けたもの。とイメージしてください。
これまでに培った基本的な科目学習を用いて、さらなる専門的な学習を学ぶ場に変わっていくということです。

 

ここで注意しておいてほしいことは、学部での学習はこれまでの科目区分に近い学問に分けることもできますが、似て異なる分類方法になるので、
“この科目苦手で大学では勉強したくないから“

の理由で学部を決めると、大学入学後にイメージとのズレに苦しむことになります。

 

理学部と工学部の違い

 

今回は学部選びでのあるあるを一つ紹介したいと思います。
理系に進みたいと考える人のほとんどが必ずと言ってもいいほど悩む問題です。

 

そうおなじみの
「工学部」と「理学部」って何が違うの?
問題です。

 

またまたウィキペディアや教育プログラムの言葉を引用して紹介すると、それぞれ以下のような説明となります。

 

理学:自然科学とも呼ばれ、自然に属するもろもろの対象をとりあつかい、その法則性を明らかにしていく学問

 

工学:数学と自然科学を基礎とし、人文社会科学なども用いて公共の安全、健康、福祉のために有用な事物や快適な環境を構築することを目的とした学問

 

 

もうすこしかみ砕いた言い方をするならば、

理学とは、“現実世界で起こる自然現象(太陽はいつどうやってできたのか、やオーロラの発生メカニズムから色の見え方や音の聞こえ方等)を知識として理解し、条件と言った曖昧な部分や矛盾がなく説明できる・法則を見出し再現できる”ことを目指す学問領域であり、

 

工学とは、“理学から理解し、再現できるようになったことをもとに、最大多数の最大幸福の実現に向けて、車やスマホなどの物か街やインターネット通信などの環境を作っていく”ことを目指す学問領域になります。

 

“知りたい”と好奇心が強い人は理学部、“作りたい”と創造心やアイデアが強い人は工学部をまず調べてもらうとミスマッチは格段に減ると思います。

 

まとめ

 

理学で説明できたから工学が発展し、工学が発展するからさらに理学で分かっていく。
工学から作られた環境があるから理学が解明でき、理学が解明できたからさらなる環境が作られていく。

 

これらのループが延々と繰り返されていくことで科学は発展していくことが出来ました。

就職でもどちらが上とかどちらが優先・優遇されるといったことはあり得ません。

 

科目分類で仕分けるとどちらも数学であり、理科であり、社会でもあります。当然、他人への説明や理解などで、英語も国語もすべてが必要になってきます。

そういった面ではどちらにも違いがない。どっちを選んでも一緒と出来るかもしれません。

 

苦手だから、出来るようになると思わないからと言ったネガティブな理由による消去法でなはなく、

これがしたい!できるようになりたい!と言ったポジティブな理由による積極的な選択で選び、

 

その気持ちを大学入学後も続けられるような進路選択が出来る手助けになればいいなと思います。

 

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