阪急茨木市駅徒歩5分の高校生専門学習塾
入塾直後の英単語ターゲット1400の詰め込み暗記等、基礎固めを急ピッチで行い、英検2級を高3の春に取得しました。英検を活用できる公募で京産と近大に出願。公募入試の直前には、英語の問題を「考えて解く」方法を具体的にレクチャーし、国語は漢字・語句意味・古文単語・古文文法・古文常識・文学史の知識系の詰め込みで細かな点を稼ぐ戦略を取りました。近大の公募も、その調子で頑張ってもらいたいです。
国公立志望なので、まだ気を抜いてはいけませんが、ひとまず安心です。併願校なので、特に対策は取らず、直前1週間だけは数学と物理の範囲を大工大の範囲に絞る程度でした。
近大と龍谷大の公募の結果は、まだ待っている状態です。分かり次第、速報でお伝えします。
採用面接時に英語の指導NGと聞いていた中出先生でしたが、私の無茶ぶりで「龍谷大学の英語・過去問演習の指導」をしてもらいました。打診した際には苦笑いをされ、「いやぁ~難しいと思いますけど」と断られかけましたが、強引にやってもらえないかとお願いをしました。これには理由があって、英語が苦手な中出先生だからこそ、「少ない知識だけで戦って、シンプルに問題を理詰めで考えて解くアプローチ」が可能なのです。
産近甲龍の英語ですから、学院長の綿引でも十分対応可能な問題です。むしろ、予習なしで即興でその場で解いてみせることもできます。でも、薄々感じていたのですが、私は、英語に精通し過ぎていて、解説の情報量が多すぎるのです。出てくる単語1つ1つに派生語の解説、1語1語の品詞の解説、前置詞の知識に、構文解釈ができる人が期待する次の文構造展開に、論理的に読めば分かる次の主張など、言いたいことは山ほどあります。
でも、問題を解くのに必要な知識は、もっとシンプルだったりします。英語が苦手な人でも、知識が不足している人でも、「マイナスな表現の後にbutとあって、その後の空所補充だからプラスの表現かな」といった「シンプルな理詰めの勘」だけで産近甲龍の問題は解けてしまいます。中出先生は英語の知識が十分にある訳ではないのですが、「パラグラフリーディングのストラテジー1」という参考書のテクニックだけを使って、理屈をこねて少ない知識で正解まで導きます。
実際に、私が細かくあーだこーだと解説をした個別特訓の後に、「英語のできない中出先生でもパラグラフリーディングさえできたら、解けるんだよ」と前置きをした上で、龍谷大学の英語の解説をしてもらい、生徒自身も彼にできるなら自分だってできるかも・・・と思ってもらえたようです。
英語が得意な講師と英語が苦手な講師の絶妙なコンビネーション。これで生徒にも産近甲龍の英語をマスターさせたいと思います!