阪急茨木市駅徒歩5分の高校生専門学習塾
今年度の受験は、国公立後期試験の結果が20日に発表されれば、最後です。
今回は、当塾の受験生で、見事に後期日程で逆転合格した生徒の話です。
後期試験は、メンタルの強さが問われる試験だなと、つくづく思います。
大学受験あるあるですが、不合格通知⇒同じ大学の次の日程の間隔が全然ないんです。
不合格通知を受け取って、慌てて東京行きの新幹線とホテルを取るなんてことも・・・
不合格通知を見て、翌日には同じ大学の次の日程の試験を受けるなんてことも・・・
受験生の様子を見ていると、やっぱり合格発表の2日前くらいからソワソワして勉強に手が付かないようです。
そして、少し期待していたのに、不合格・・・さぁ頑張ろう!なんて、気持ちの切替えができないもの。
とある生徒さんは、不合格だったと私に報告する際に、「もう少しで合格だったんです。後期も頑張ります」と強い目つきで言いました。私は、その表情を見て、「あ、これは後期で化けるかもしれん」と思いました。
そもそも、その子の成績を踏まえると、その志望校は上位校という位置づけです。でも、その成績・実力の壁を乗り越えるだけの強い心があり、最後まで諦めずに他の受験生よりも1ヶ月長く粘り強く勉強を続けてきたのです。
その結果が、逆転合格につながったのです。
大雑把に言えば、私立の前期日程と後期日程では3週間ほどの差があります。感覚が研ぎ澄まされた受験生にとっての3週間というのは、とてもインパクトの大きな時間です。3週間あれば、今までやってきた参考書を何周も見直し、単語・熟語・文法の抜けている知識を見直すには十分すぎるほど。この3週間で、逆転合格できた生徒は、最後まで合格を諦めずに頑張ってきたのです。
神様は努力している人を見ているものだなぁと思った次第です。