生徒が本当の意味で成長するには、周りに良い人がいることが必要です。特に教育では、先生によって決まると言っても過言ではないでしょう。現在の教育は、未だ一方的に「教える」「教えられる」関係で成り立っています。しかし、本来教育というものはeducateの語源通り「引き出す」ことが本質です。生徒をやる気にさせ自学自習によって自立させることが目的です。
当塾では定期的にやる気を「引き出す」面談を行います。そこでは、まず現在の不安、悩みを解消させてあげます。人間は悩み、不安を抱えていると集中力が鈍り、勉強も仕事もはかどりません。今がどれだけ恵まれて幸せであるかということを気づかせてあげるだけで集中して目の前の課題に取り組めるようになるのです。そのためにまず、生徒の話をしっかり聞きます。その上で的確なアドバイスをします。生徒は気が楽になり、前が明るくなります。
次に、何のために頑張るのか、どうしたいのかを考えさせてあげます。何のために努力するのか。それは、幸せになりたいからです。幸せとは何か。その答えは、人それぞれ違うでしょう。しかし、社会で成功する人には、共通する特長があります。信頼の中でやりがいのある仕事を通して社会貢献していることです。今皆さんの立場に置き換えるなら、家族に支えられながら、良き友としのぎを削りながら、勉強・スポーツに一生懸命に取り組むことです。受験は、自分を人間的に成長させる神様からのプレゼントだと捉えた時、質・量ともに勉強のレベルが上がり、自ずと結果もついてきやすくなり、受験が終わっても勉強する良い習慣が身につき、社会で人生の成功者になってゆけるでしょう。良いものの考え方をして、良い習慣を身につけること、つまり、人格形成が人生では何よりも大切なのです。
私は10年間の司法試験浪人の末、実家が倒産し、その倒産の原因を父親の責任だと考えていました。今考えるとその倒産の原因は、私だったのです。親のスネをかじりすぎて、実家が倒産したのです。自分の身の周りに起きた出来事を自分との関りで考えられていなかった、自立できていない自分がいました。だから何をやっても、成果が出なかったのです。
私が長い司法試験の受験の失敗の中から見つけたことは、自立しなければ信頼も学力もつかないということです。信頼を得て人生で成功するために人格形成で学力をつける自学自習の場がSeras学院です。