阪急茨木市駅徒歩5分の高校生専門学習塾
学院長は「自立学習」を実践して、京大に合格しました。学院長の両親は、塾に通わせない教育方針でした。けれども、生物の研究者になるのが夢だった学院長は、「京大理学部に行きたい」と思うようになります。「京大に行きたいから、塾に通いたい」と親に懇願するも、「それは塾に行く理由ではない」と認めてもらえません。
高校受験はせず、簡単に合格できる進学校・三重高校に進学した学院長。「進学実績もそこそこの中堅進学校で、塾に通わず、京大に合格なんて、無理じゃないか?」そう思い始めました。
自分にできることは、勉強方法を合理化して、無駄のない学習法を確立すること。そこで、各教科の先生にどうやって勉強したらよいか聞いたり、当時有名だった脳科学者(和田秀樹さん)の受験対策本を読んだり、ビジネス啓発本を読んだり、色んな情報をまずは集めました。
情報収集したら、そのノウハウを具体的にどう実践するか考え、目標・計画を立てます。その計画をしばらく実践したら、今度はその計画で効果が出たか確かめます。そして、改善案を考えます。そうです、PDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルを回していたのです。
試行錯誤しながら勉強してみると、まず勉強がとても楽しいものに変わります。実験やRPGゲームをしているような感覚です。
まず成果が出たのは定期テスト。授業の予習復習を合理化させ、時間を有効に使うようにしたところ、学校の定期テストは直前にテスト対策勉強をしなくても9割を取れるようになりました。定期テストレベル(基礎レベル)が余裕で習得できるようになったので、受験対策にかける時間が確保できました。何度も本屋に通って選んだ参考書・問題集を使って受験勉強を始めました。
自立学習が功を奏したのか、成績はぐんぐん伸びていき、高校3年の夏に受けた京大模試でA判定を取りました。「これは合格するぞ!」と思いましたが、冬になるとD判定に落ちてしまいます。
実は、高3の秋・冬も真面目に勉強していましたが、焦りのあまり、生活リズムが崩れてしまい、万全のコンディションで勉強できていませんでした。
やると決めていた問題集(物理の「難系」や化学の「新演習」)も終わらないまま、受験当日を迎え、もちろん不合格。
主な敗因は、計画通りに問題集が終わらなかったこと、そして、受験直前の復習の効率が悪かったことだと分析しています。
浪人が決まった時に、学院長は「復習方法を改善しよう」と考えました。受験直前の2ヶ月に、より多くの問題を高速で復習できるように「復習教材をデザインする」という技を開発しました。シンプルな方法ですが、通常の5倍くらいのスピードで復習できるようになります。独自の復習法を活用して、1浪で京大理学部に無事に合格しました。